秋の澄んだ夜空に浮かぶまんまるのお月さま。
今年の「中秋の名月(十五夜)」は、10月6日(月)です。
古くから日本では、この日にお月見をしながら、収穫への感謝や豊作祈願をしてきました。
お月見といえば「すすき」が欠かせません。風に揺れる姿は月明かりに映えて美しく、魔除けや豊作を願う意味も込められています。また、お月見団子や里芋、栗などの秋の実りをお供えする風習もあります。
最近では、すすきだけでなく、秋の花々を合わせた「お月見アレンジ」も人気です。
例えば――
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リンドウ:秋を代表する花で、凛とした青紫色が月の白さを引き立てます。
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コスモス:可憐でやさしい雰囲気を添えてくれます。
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菊 :長寿や健康を願う縁起花としてもおすすめ。
月明かりを眺めながら、季節の花を飾ってゆったりとした時間を過ごすのも素敵ですね。
今年の中秋の名月は、お花とともにぜひお楽しみください。